■早期発見で防げリウマチ!
今日のげっきん!かごしま「知って得するクスリの知識」では、関節リウマチについて、勉強していきましょう。6月って、「リウマチ月間」だったのご存じですか。梅雨のこの季節が一年で最も体調を悪くする時期であることから六月になったそうです。
社団法人日本リウマチ友の会が調べた「関節リウマチ」と診断された年齢を示したグラフを見ると、ご覧のように発症年齢は40代が最も多く、60代の発症数のおよそ2倍。
一見お年寄りにイメージが偏りがちなリウマチ。実は、子育て中のげっきん!世代に身近な病気なんです。また男女の比率が、1対4と女性が多いのも事実。長い間つきあう可能性もある病。
しかし、鹿児島赤十字病院の松田剛正院長によると、「早期の場合なら新しい薬があるので、少なくとも進行はしない。場合によっては、お薬を飲まなくてもいけるという時代がきました」 とのこと。
そもそも、関節リウマチは、手足の関節が侵される病気のこと。
炎症を放置しておくと、やがて軟骨や骨が壊れ、関節の機能が損なわれてしまう病気で、皮膚や内臓、肺などにも影響がでてくる病気なんです。
関節リウマチの原因は、最新の研究では、本来は体を守る仕組みである免疫システムに何らかの異常をきたし、自己の細胞を攻撃することにより発症するといわれています。
マクロファージという、白血球の1つからサイトカインという物質が出ていて、これが関節リウマチの大源なんです。
このサイトカインからTNFーαと、インターロイキン6(IL-6)がでて、受容体にくっつくことで、炎症をおこしたり、骨を破壊する原因と考えられているのです。
関節リウマチのくすりは、1970年代の治療は、「主に痛みをとる」などの対処療法で、80年代、90年代を中心に行われたのが、「関節の破壊進行を止める治療」。
そして、最新の研究で、TNFーαと、インターロイキン6(IL-6)の動きを止める生物学的製剤が生まれてきました。
これらの薬を早期の段階で使うことで、関節の破壊などの進行を止めたり、あるいは、薬を使わなくてもいい状態にもっていくことが可能だとか。
ちなみに、関節リウマチかどうかわかる方法として、6つの項目があり、3つ以上の項目にあてはまると、初期の関節リウマチが疑われるそうです。
関節リウマチに悩んでいる方、心配な方、一日でも早くリウマチを専門に扱う病院を受診し、お医者さんとよく相談してみてください。
■MCアフターとーく 木之下雅美
今日火曜日は、【知って得する薬の知識】おとどけしましたが、いかがでしたでしょうか。
私は義母が関節リウマチに悩まされた晩年でしたので、革命的な治療法ができつつあると聞いて、驚いたのと同時に、早期発見の大切さを認識しました。
きのした まさみ

